最悪の出来事

2001年9月11日。世界貿易ビルに航空機が衝突し、ビルが倒壊。
多くの市民と救助に向かっていた消防士の方々が亡くなりました。
卑劣な無差別殺人です。
しかしこれによって、アメリカは憎しみを憎しみで還すように、イラクで無差別殺人を単独で開始してしまいました。
テロを絶対に許さない正義の戦いだと、ブッシュ大統領は言っていますが、まったくの傲慢です。なにしろ、この国は、武器輸出額世界第一位なのですから。
我が日本では、自衛隊の海外出動を積極的に行おうとしています。イージス艦も海外に行っています。極秘裏に日本の造船メーカーの技術者を、戦線に近いイージス艦に派遣して修理をさせるという、あってはならない暴挙にも出ています。
日本も憎しみの悪循環に足を踏み入れようとしています。いや、もう踏み入れてしまっているのかもしれません。
私たちや子供たちの将来が確たるものにするためには、私たちは何をすべきなのか、しっかり考えなければならない時にきているのだと切実に感じます。